タムラ動物病院 | 日記 | ６月１０日　笹島八重さんよりいただきました。

先月のお話ではありますが、5月18,19日、那須のタムラ動物病院にて「ペットと話そう会」が開催されました。
2009年の秋より始まり、今回で15回目を迎えました。

動物の通訳が行える方を介して、家族の一員であるペットとコミュニケーションを計り、
ペットの気持ちを知ることにより、共により良く暮らしてゆく為のヒントや環境作りのお手伝いをさせていただく…という目的で隔月開催されております。

ペットの、不思議な行動、困っている行動、
いつも何を考えているのかな？気持ちが知りたい…等々
毎回毎回、色んな動物、ご家族が集まり、色んなお話が飛び出してきます。
...
セッションの後は、気持ちを通い合わせることができたからか、いっそうペットを愛しく思えるご家族が多いです。
私はスタッフとして写真撮影のお手伝いをしていますが、ペットの表情や、ペットを見つめるご家族の笑顔に、ファインダー越しにいつも胸が温かくなります。

いつも、どんな時でも動物達はとても純粋で素直です。
いつも家族のことを見ています。思っています。

家族に恩返しをする為に、いつか家族が危険な目に遭った時自分が身代わりになってもいいと思っている子、
悩んでいる家族をいつも傍で心配している子、
寂しい思いを我慢して帰りを待ちわびている子、
いつも幸せだよ、何も望むことはないよ、と言っている子…
色んな子がいます。

人間が歩み寄ることで、動物は心を開いてくれます。
動物は、安らぎと共に、人間とペットのみならず、人間と人間、更にはそれのみに及ばず、生き物と生き物がより良く共生する為のヒントをいつも私達に与えてくれているように思います。
（笹島八重さんより）